美容師と言う仕事柄「手荒れ」で悩んでいましたが、予防・対策として、ハンドクリームではなく洗っても落ちない保護(プロテクト)クリームを使っています。
いくつか試しているのですが、今回は【ケロデックスクリーム】と【ガードバリア】を比較してみました。
・手荒れを予防したい
・洗っても落ちないクリームを探している
・どちらが使いやすい?
などなど
プロテクトクリームをお探しの方や水仕事で手が荒れてしまう方などにも参考になればと思います。
それぞれレビューしているのでそちらも参考にしてみて下さい。
【ケロデックスクリーム】のレビュー
>>ケロデックスクリームは効果ある?手を何回洗えるか検証してみた
【ガードバリア】のレビュー
>>皮膚保護バリアクリーム【ガードバリア】を使ってみた口コミレビュー
ケロデックスクリームとガードバリアの比較
【ケロデックスクリーム】の特徴
- 食品工場・病院・介護施設まで幅広く愛用されている業務用薬用保護クリーム
- 手に限らず、足、首、顔にも使用できます
【ガードバリア】の特徴
- 医療や介護、飲食店など、プロ用の業務用皮膚保護バリアクリーム
- 家事、おむつカブレ、お子さんの砂遊び、釣りなどにも
ケロデックスクリーム、ガードバリア、共に肌の上に膜を張ることで撥水ができる保護(プロテクト)クリームです。撥水性があるので洗っても長時間落ちずに肌を守ると言うのが大きな特徴ですね。
また、両方とも業務用・プロ用とありますが、家庭でもお子様にも使用できます。手以外にも顔にも使える保護(プロテクト)クリームです。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】形状の違い
ケロデックスクリームは、ハンドクリームに近い重めなクリームタイプです。
ガードバリアは、手に塗るのには珍しい乳液タイプです。そちらかと言うと化粧品で使う乳液のような軽さです。
どちらが良いというわけではなく、好みで選んでも良いと思います。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】使用感の比較
クリームタイプと乳液タイプなので伸びる感じは違いますが、両方とも伸びはすごく良いですね。ガードバリアは色が薄くて分かりにくいですが、伸びはすごく良いです。
ケロデックスクリームは重めのクリームと言うこともあって、塗ったすぐはベタっとしたような感じはあります。ただ、すぐに肌になじんでサラッとするのは特徴ですね。
使う量にもよります。ケロデックスクリームは多く出し過ぎたときにベタベタ感が続きピッタリしたゴム手袋がすぐにできないんですが、その分しっかりついている感じがします。
ただ、10分くらいすると肌なじみはすごく良いです。多く出し過ぎたときは洗い流して良いそうです。
ガードバリアは乳液タイプで軽さもあるので、塗ってもベタベタ感は感じません。多く塗り過ぎるとぬるっとはしますが、ベタっとした感じがないのも使いやすい所だと思います。
多く出し過ぎたときに拭うとすぐにゴム手袋を使えるくらいなじみますが、薄付きになっちゃう?と少し心配ではありますね。多分しっかりついているんだと思うんですが・・・。
私はすぐになじんでサラッとするタイプの保護(プロテクト)クリームが好きなんですが、重さがあってしっかりついている感じがする方が好きという方もいらっしゃいます。
最終的に両方ともめちゃくちゃなじむんですけどね(。-∀-)
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】持続効果の比較
- ケロデックスクリーム:約3~4時間
- ガードバリア:約4時間
持続効果はそれぞれホームページによるものですが、この辺りも似ていますね。
肌のターンオーバーと共に落ちていくプロテクトクリームなので、新陳代謝の早さや乾燥具合、荒れ具合、頻繁な水仕事によって持続効果は変わってきます。あくまでも目安として。
どのくらいもつかは後程実験していますのでそちらも参考にしてください。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】料金比較
- ケロデックスクリーム:定価1800円税抜き(100g)
- ガードバリア:定価1000円税抜き(50g)
ケロデックスクリームの大きさは4種類あります。
・100g チューブタイプ1800円
・430g ポンプタイプ5300円(詰め替えボトルあり)
・500g ジャータイプ5500円
・5kg バケットタイプ50000円
ガードバリアは2種類です。
・50ml ボトルタイプ1000円
・300ml 4500円
一般的なハンドクリームからしたら少々高価ではありますが、プロテクトクリームの中では求めやすい価格だと思います。
ケロデックスクリーム | ガードバリア | |
形状 | クリームタイプ | 乳液タイプ |
使用感 | ベタっとするがすぐになじむ | サラッとして使いやすい |
持続時間 | 約3~4時間 | 約4時間 |
価格 | 1800円(100g) | 1000円(50ml) |
ケロデックスクリームとガードバリアの持続効果の比較検証
美容師という職業柄、本当に水仕事が頻繁なんです。なので、しっかりガードしてくれる保護(プロテクト)クリームが好ましい。
というわけで、ケロデックスクリームとガードバリアでどのくらいもつか持続効果を実験しました。
まずは、ケロデックスクリームとガードバリアを別々の場所に塗ります。
その上から油性ペンで書いて、濡れたティッシュで拭き取ります。これを数回。
油性ペンが落ちやすい方がガード力があるという判断です。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】塗ってすぐ
【1回目】
油性ペンで書いた後、濡れたティッシュで拭き取ります。
流したりはしていないので、初回は両方とも油性ペンがすんなり落ちますね。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】30分後(2回目)
【2回目】30分後
塗り直しはしていません。1回目を試してから30分置いて1回目と同じように油性ペンで書きます。そして濡れたティッシュで拭き取ります。
2回目も両方とも油性ペンが落ちやすいです。ガード力も感じます。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】60分後(3回目)
【3回目】1時間後
同じように油性ペンで書いてから濡れたティッシュで拭き取ります。
3回目で油性ペンが落ちにくくなったような感じもしましたが、両方ともきれいに落ちました。
ガード力が弱いプロテクトクリームだと、3回目あたりで油性ペンが残るようになるので、ケロデックスクリーム、ガードバリア、ともにガード力はあると思います。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】90分後(4回目)
【4回目】1時間半後
ケロデックスクリーム、ガードバリアは、最初に塗ってから塗り直しは一切していません。
同じように油性ペンで書いて濡れたティッシュで拭き取ります。
1時間半で4回目にして、両方とも少し油性ペンが残りました。残ったと言っても本当に少しで、ガード力はまだあります。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】120分後(5回目)
【5回目】2時間後
油性ペンで書いて濡れたティッシュで拭き取ります。
ケロデックスクリーム、ガードバリア、両方とも5回目で落ちにくくなっているのが分かります。
プロテクトクリームの特徴かもしれないんですが、「あ、少し落ちやすいな」と思ってから急にガード力が下がる感じはありますね。
でもですね、頑張れば落ちるんです。
頑張ると言うのは、濡れたティッシュを強くこする感じです。完全にガード力が無くなっているわけではないですね。
【ケロデックスクリーム×ガードバリア】150分後(6回目)
【6回目】2時間半後
2時間半で6回濡れたティッシュで拭き取っています。
6回目で油性ペンがかなり残るようになりました。
頑張れば落ちると思うのですが、手のしわに油性ペンが入り込んでかなり落ちにくいですね。この辺りで塗り直した方が良いかも。
ケロデックスクリームとガードバリアの持続効果【結果】
【ケロデックスクリーム】【ガードバリア】
比較をするとどちらが長持ちするかが分かりやすいんですが、ケロデックスクリームとガードバリアは同じくらいでした。
どちらかを選ぶとして、重さがあるクリームタイプか軽い乳液タイプか、好みで選んでも良いと思います。
また、使う場所によって選んでも良いかもしれません。例えば手以外にも使いたい場合、乾燥しやすい足であればクリームの方が塗りやすいかもしれません。顔に使うのであれば軽めの乳液タイプの方が扱いやすいと思います。
容量で選んでも良いですよね。それぞれ内容量が違うので、たくさん使いたい人はケロデックスクリームが良いですし、ちょっと試したいと言うのであれば50mlのガードバリアは試しやすい量だと思います。
まとめ
今回は【ケロデックスクリーム】と【ガードバリア】を比較しましたが、すごく似ている2つでした。両方ともガード力は良いですよ(´▽`)
手荒れの予防・対策として、洗っても落ちにくい保護(プロテクト)クリームはお勧めですが、手以外にも首や足などの乾燥にも使えてすごく便利ですよ。
それぞれレビューしているのでそちらも参考にしてみて下さい。
【ケロデックスクリーム】のレビュー
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【ガードバリア】のレビュー
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