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湯シャンは効果なし?嘘じゃないけど合わないことがあるから注意!

湯シャン

何年か前から、シャンプーやトリートメントを使わずにお湯だけで頭を洗う「湯シャン」が流行ってますよね。「ノンプー」とも呼ばれています。

化粧をしない肌断食みたいなもんだろうか。

今では芸能人もやっているとかで、私が担当しているお客様の中にも何人かいらっしゃって、流行りと言うよりも当たり前になってきているのかなぁ。と言う感じがします。

反対に、効果がないとやめてしまう人もいます。

湯シャン 嘘
湯シャン デマ
湯シャン逆効果

すごいね。流行るとなんでも「嘘」とか出てきちゃいますね(;´∀`)

うん。で、湯シャンの効果はウソでもなければデマでもないです。でも、逆効果になってしまう人はいます。

今回は、湯シャンは合う人と合わない人がいるという事と、私の意見ですが、もしかしたら日本人にはあまり向いてないんじゃないかなぁ。という内容です。

湯シャン体験談

湯シャンをはじめて悩むのが匂い。ドライヤーをかけると皮脂の匂いがする人は多いです。

そう。私もでした・・・。

後輩A
後輩A
湯シャンやったんすか!?
私
ずいぶん昔だけどねぇ。やったやった!とんでもねぇことになった!

私の話をちょっと。

私が湯シャンを試したのは、「最近湯シャンしてるんだけどすごく良いよ。試してみてよ」という同じ美容師の友達の勧めでした。

で、湯シャンを試すもっと前に5日間ほど髪の毛を洗えなかったことがありました。

それは海外での秘境の旅だったんですが、水はあるもののガスがないのでお湯が使えないという状況。「絶対に風邪は引きたくない!」と思い、濡れた手ぬぐいで体は拭いてたけど頭は洗わなかった。っていう感じでした。

「お湯で流す」ってこともできなくて本当に洗えなかったんですが、人間5日も洗わないと獣臭がするんですね。

昔、庭で飼ってた犬を思い出しましたよね。

同僚A
同僚A
お湯で流さなかったからじゃない?
私
それもあるけど湯シャンをしても同じような感じだったよ。

私の場合、皮脂は多い方だと思います。

普段も頭を洗わないと、夕方には根元がベタついて髪がペタってなります。カラーリングして髪が傷んでると意外と平気で、2日くらいもちます。

湯シャンをしだした時は、完全に洗わないわけじゃなくてお湯で流すからいけるかな。と思いました。でも、3日目で「匂いが耐えられない」ってなって、5日で断念。

臭ぇわ、ベタベタだわ、バサバサだわ、かゆいわ、仕事しにくくて湯シャンをやめました。

「湯シャンは嘘じゃん!」

って最初は思ったんですが、5日じゃ効果も分からないし、シャンプーをやめて湯シャンするなら長い期間で見ないといけないんだなぁ。と思いました。



湯シャンが良いと言われるわけ

まず、なぜ湯シャンが良いと言われるのか。何に効果があるのか。

・毎日シャンプーをするのは頭皮に良くない
・毎日のシャンプーで必要な皮脂まで落としてしまう
・汚れの大半はお湯で落とせる
・昔はシャンプーなんて使ってなかったとか・・・
・湯シャンをしたら髪が増えるとか・・・
・湯シャンをしだしたら白髪が減ったとか・・・
・湯シャンをしたら髪がきれいになるだとか・・・
・湯シャンは薄毛対策に良いだとか・・・

後半ほとんどは「○○らしいよ」みたいになっちゃいましたが(;・∀・)

市販のシャンプーは【高級アルコールシャンプー】が主で、高級アルコールシャンプーは洗浄力が強く安価なのが特徴ですが、皮脂を取り過ぎてしまうから頭皮環境が悪化する。【石油系界面活性剤】が使われているため頭皮や髪の毛に良くない。

そんな理由ですね。

頭皮の環境が整うから白髪や薄毛に良いと言うのは分かりますが、これも個人差は大きいと思います。

石油系界面活性剤ってよくないって言いますよね。でもね、最近の市販のシャンプーは、植物由来の界面活性剤が使われてることの方が多いと思います。

後輩A
後輩A
そうなんですか?
私
石油から作られている合成界面活性剤も植物から作られる界面活性剤も、出来上がる合成界面活性剤は同じになるんだよ。

植物として使われるのは主にヤシ油で、裏の成分表を見ても同じ成分だからどっちかわからない。 多分問い合わせないと分からないと思います。

うん。でも、どっちにしても高級アルコールシャンプーで、洗浄力が強いのは確かなので、毎日洗うと必要な皮脂まで落としてしまうでしょうね。

高級アルコールシャンプーは悪者になってしまう事がありますが、一概には言えません。シャンプーの話になると長くなるので、別のところで。

ちなみに、シャンプーの界面活性剤が気になって湯シャンを始める人は、是非、化粧品や歯磨き粉にも注意をしてほしいと思います。

湯シャンは合う合わないがある

湯シャンをする目的は色々だと思います。

抜け毛とか薄毛とか切れ毛とか、頭皮が荒れてるとかかゆいとか。

効果がないんじゃなくて、やっぱり人間、合う合わないはある。

湯シャンが合う人

・乾燥肌の人
・敏感肌の人
・整髪料を使わない人
・色々と我慢できる人

同僚A
同僚A
色々とって何よ。
私
ざっくり過ぎた。匂いとかかゆみとか色々だよ。

私が行った旅ではお湯で流さないってのもあったし、秘境の旅行だったので砂埃も舞ってたからっていうのもあって皮脂の匂いがしてました。でも、一緒に行った友達はあんまり臭わなかったんですよ。

これ、何の差かなぁ?って考えたときに分かったのは、乾燥肌か脂性か。

乾燥肌だから体臭が少ないっていう事はないと思います。その子の靴、めちゃくちゃ臭かったから・・・。汗の匂いと皮脂の匂いの差もあると思います。

ただ、皮脂って油でしょ?油って、埃や塵が付きやすいんですよね。頭皮は特に皮脂が多く出る場所なので匂いやすい。

湯シャンしてお湯で流すのも同じで、乾燥してる人の方が合う人は多いと思います。

あと、湯シャンの敵は「匂い」「べたつき」「かゆみ」「フケ」だと思うんですが、皮脂が多い人はそういった敵と戦わないと行けないことになる。

後輩A
後輩A
敵って・・・。

んで、それを我慢することができれば、脂性の人でも合うのかもしれないです。

湯シャンが合わない人

・皮脂が多い人
・整髪料を使う人
・面倒くさがりの人

脂性の人でも、湯シャンをしだすと皮脂コントロールができてベタベタしなくなるとも言います。

確かにそうかもしれませんが、どのくらいかかるかは個人差もあると思います。

だから、合う方に「我慢できる人」と書きました。

同僚A
同僚A
敵と何週間も戦えるかってことね。
私
そう!何日じゃなくて何週間。もしくは1カ月以上かもしれない。

私に湯シャンを勧めてくれた友達に「ベタベタする」と言ったら(その子は乾燥しやすい)

「私も最初はそうだったよ。酸リンスするとかなりベタつかなくなるし髪のきしみも減るよ。でも、2週間くらいはベタっとしてたかな」とのこと。

なるほど!酸リンスか!!先に言ってくれ!!!

乾燥肌だけど2週間もべたつきがあった。乾燥肌でもべたつきは出るんですね。その期間を過ぎたら不思議とべたつかなくなったそうなんですが・・・。

実は、乾燥肌の人でも湯シャンをすると頭皮の皮脂バランスが乱れてベタつくことがあるそうです。

いやぁ~。私はそこまで我慢できないわ~~(;´∀`)

脂性にとって湯シャンって実は面倒なんですよね。

私は美容師ですが、ブラッシングはあまり必要ないと思ってます。それはシャンプーをするからなんですが、シャンプーをしないのであればやっぱり必要だと思う。

頭皮 ブラッシング
髪や頭皮のブラッシングはそんなに必要じゃない!私の体験談ブラッシングの必要性は専門学校でも習いますし、始めの会社ではシャンプー前のブラッシングは行っていました。 色々な美容室を見ていると...

・ブラッシング
・流しに5分
・酸リンス

シャンプーより時間かかる・・・。ベタついてたから髪の毛が乾くのも時間がかかってました。

面倒くさかったし我慢できない私には合いませんでした(;´∀`)

多分、こうやってやらなくなってく人もいると思うんですよね。

湯シャンを失敗する人の特徴

湯シャンは嘘とかデマとか、湯シャンが合わないとか、そういうことではなくて、やり方も個人差があるんだと思います。

失敗してしまう人は、いきなりシャンプーを辞めてしまう人

私もそうだったんですが、何日もシャンプーを使わないようにしたんです。

「湯シャン」ってなると、絶対シャンプーを使わないって思ってる人もたまにいるんですけど、そうじゃないんですよね。

必要に応じて使った方が良い時もあるし、絶対に使っちゃいけないなんて決まりは一切なくて、臨機応変に対応した方が良い。

いっきにシャンプーを使わなくするよりも、シャンプーの期間を少しずつ開けて行く(2日に1回3日に1回5日に1回みたいな)やり方が良いかもしれませんよね。

湯シャンと整髪料

湯シャンをする際に気になるのが整髪料(スタイリング剤)ですよね。

使っちゃダメなの?
使っても落とせる?

ワックスやスプレーなどは油成分やシリコンなどが配合されているため、湯シャンだけでは落としにくく反対に毛穴に詰まってしまうことがあります。

お湯で落ちないから髪についたまま。髪の毛の負担になってパサパサしたり傷む原因になります。

お湯でも落とせるスタイリング剤で人気なのが「プロダクトヘアワックス」

最近は置いてる美容室も多いですし、私も好きなスタイリング剤です。ヘアワックスって言ってるけど、中身は完全に保湿バーム。

私はエルバビーバのベビーバターも好きで髪の毛にも使います。天然素材ののバームなら何でも良いんじゃないかと思います。バームじゃなくても良いと思うけどね。

動物性だと少し匂いがするかもしれませんが、馬油とかも良いんじゃないかな。

ですが、デメリットはセット力がないことです。

セット力があるスタイリング剤を使いたい。でも湯シャンはしたい。これは相性が良くない。

同僚A
同僚A
シャンプーをやめるならスタイリング剤もやめた方が良いかもね。
私
そう。だけどこれは難しいところ。

湯シャンを主にしたいのであれば、スタイリング剤が必要ない髪型にするというのも手だと思います。

湯シャンとカラーリング

ヘアカラーするから湯シャンは合わない?と思う人もいるようですが、そんなことはありません。

私に湯シャンを勧めてくれた友達も、月に1回はヘアカラーしてました。ただ、カラーの時はシャンプーをしていました。

ヘアカラーをしたときもお湯だけで流すのは反対です。シャンプーをしないとヘアカラーが残ってしまうからです。

頭皮荒れちゃう(。-∀-)

同僚A
同僚A
たまに自分でシャンプーを持参する人もいるよね。
私
美容室のシャンプーぬ不安がある人は持参してもOK。

湯シャンをしていた方ではなかったんですが、元々アトピーで肌が弱く頭を洗うのも3日に1回と言う方がいて、カラーをするときはシャンプーを持参していました。

湯シャンをするときに使うシャンプーは優しい方が良いという事でもないんですが、優しいシャンプーに変えつつ湯シャンをするのも良いと思います。

食べ物の変化

薄毛や抜け毛に関しては、食べ物の変化はかなり影響してると思います。肉を良く食べるようになったこととか添加物とか。

あぁ、でも、栄養状態が良くなかった時代の人たちの髪の毛はパサパサだった。って聞いたこともあるなぁ(。-∀-)。

薄毛や抜け毛に悩んでいる人が湯シャンをして「抜けなくなった」とか「生えてきた」ってSNS上でもあることにはありますが、薄毛や抜け毛に悩むなら食生活を整えるのも超大事だと思いますよ。

湯シャンをして匂いが気になる人も食べ物かもしれないですよね。(私か!?)

食べ物によって皮脂の質は全然違います。あと、体臭も全然違う。

後輩A
後輩A
人の食生活まで分かるんですか!?
私
さすがにそこまでは分からないけど、実体験でもあるよ。

一時期、魚食に変えたことがあったんですが、皮脂がべたつきにくいんですよね。皮脂が出ないわけじゃなくて質が違うの。ベタベタしにくいんです。

その時はお菓子もあんまり食べてなかったってのもあると思いますが(いや、むしろこっちか)、油の質でこんなに違うんだなぁ。と思ったことがあります。

完全に油を抜くと髪の毛はパサつくと思いますが、良い油を使うのも良いかもしれないですよね。適量にね。

【湯シャン】昔と今を比べちゃう

「昔はシャンプーは無かったから使わなくても良い」と言うのにちょっと反論。反論と言うか、知っててほしいことですかね。

・昔はシャンプーはしていなかった
・昔は髪を洗うのは月に1回(?)週に1回(?)
・昔は化学製品はなかった

昔はシャンプーがなかったから、シャンプーを使わなくても問題ない。シャンプーを使っていなかった昔は頭皮トラブルが少なかった。

そんな風にいう人もいますが、昔はシャンプーはしていなかったっていうのはないと思います。シャンプーっていうのはなく、石けんや他の成分で洗ってたって言う方が正しいと思う。

あと、頭皮トラブルが少なかったって言うこともないと思います。そこは普通に考えて、衛生環境が今より良くない昔の方が頭皮トラブルはあったと思う。トラブルの種類が違うって言った方が良いのかもしれませんが・・・。

「昔」って一言で言っても、50年前なのか100年前なのかでも全然違うと思いますが、シャンプーが一般的に普及されるようになったのは戦後以降。

毎日洗うようになったのは、1980年代に「朝シャン」が流行りだした辺りからだと思います。

そう。日本人が毎日シャンプーするようになったのはここ30~40年の話なんです。

反対に、今の人は美容室でしっかりシャンプー&ブローするなんて習慣がないと思うんですが、30~40年前ほどの昔はあったわけですよね。

私が担当していたお客様でも(60代70代以降の方に多かったんですが)、「1週間に2~3回ほどの洗髪」と言う方も割といます。

そして、週に2~3回の「シャンプー&ブロー」で来店される方も多いです。

同僚A
同僚A
習慣だよね。
私
そうそう。習慣の差は大きいと思うよ。

戦後すぐなんて特に、石けんは高級品だったわけですよ。んで、その後も家にお風呂がない家庭も多かったと思います。

つまり、「洗わなかった」んじゃなくて「洗えなかった」っていうのもある。

もっと前の江戸時代には「髪結い」って言って、今の美容師や理容師の元になった職業の人たちがいました。月に1~2度ほど結い上げていたんだそうです。

型をセットするためにお米などの油を使い、さらに髪型をキープするために鬢付け油を用いていました。月に1度ほどしか洗髪しない頭皮環境は良いものとはいえず、常に引っ張っているという事もあって、当時の女性は薄毛に悩んでいたようです。

【ちょっと雑学】

江戸時代の人たちはお洒落で小綺麗だったんだそう。江戸の町には銭湯がたくさんあって1日に4~5回入る人もいたんだとか。そんな江戸の人たちの肌は乾燥していたとも言います。

江戸の人たちは「垢が落ちる⇒垢が抜ける⇒垢ぬける」と、乾燥している肌が粋だったんだそう。

江戸の人たちはお風呂好きではあったものの、髪の毛は洗わずに月に1~2度ほど。水が貴重だったという事もあるみたいです。

その後、洗う習慣が定着したのは戦後の高度成長期、テレビが普及されたことも大きいんだそう。広告とかね。

で、色々なものが普及しだした高度成長期の日本には粗悪なものが多く、化粧品で顔がケロイドのようになってしまったとかって話もあります。

これが石油成分が嫌われだした傾向で、いまだに色濃く残ってる。「化学成分は良くない」って言われてしまう原因だったりします。

確かに化学成分の良し悪しはありますが、今の時代に「シャンプーは危険」「石油成分は危険」って・・・(;´∀`)。どんだけ良くないシャンプー使ってんのよ。

あ・・・。口が悪すぎました(。-∀-)

昔はシャンプーなんてなかったしシャンプーを使わなくても問題ないと思いますが、皮脂は臭いでしょうね。海外だと昔から香水で匂いをごまかしてたって言うし、日本ではお香が使われてたみたいです。

シャンプーを使わなくても問題ないですが、昔の人たちももちろん髪の毛の手入れをかかさなかった。っていうのは知っていてほしいこと。



【湯シャン】海外と日本を比べちゃう

私が日本人に湯シャンが向いてないと思う理由です。

「海外セレブも実践」とか「外国人はあまり髪を洗わない」とか。流行りだしたのは海外セレブがやっているからって言うのもあるみたいですが・・・。

湿度の高い日本では合わないのではないか。そう思います。

・気候の違い
・水の違い

この2つは大きいです。

気候の違い

海外セレブは置いておいて、確かに外国の人は髪の毛を洗う回数が少ない人は多いですよね。

私がお世話になっていた留学先のホストマザーもそうでしたが、シャワーは浴びるけど頭は洗わないの。

語学学校へ行ってたこともありますが、学校の先生も同じでした。美容室で髪の毛を切った時にしっかりブローしてもらってくるんですが、1週間くらい同じ髪型なんです。

湯シャンと言うより、頻繁に「洗わない」。多分これは欧米の話。

南米のブラジルやメキシコではシャワーも浴びるしシャンプーもするらしい。シャワーなんかはむしろ、ブラジルやメキシコの方が多いんだそう。

同僚A
同僚A
確かに日本は湿度が高くてジメジメだよね。
私
世界でもトップクラスなんだって。息苦しくなるほどだよ。

湿度の何が良くないかと言うと、雑菌の繁殖ですよね。

同じ温度でも湿度が高い夏場は、汗もかきますし皮脂は通常の2倍になるんだそう。雑菌の繁殖に適してるわけです。

冬は乾燥してるから良いかもしれませんが、欧米の乾燥をなめてはいけない。私の髪の毛でも3~4日洗わなくてもいけちゃいます。肌も粉がふきっぱなし。これは日本じゃ体験できない乾燥。

「なるほど。これは毎日洗わないわ~」と思いました。

後輩A
後輩A
雑菌はお湯で落ちないんでしょうか?
私
落ちないってことはないかもしれないけど、酸化した皮脂は落ちにくいよ。

皮脂が多く出てしまう夏に、しっかり皮脂を落とすためにシャワーを長く浴びる。

本当にそれは頭皮にとって良いのか?と言う疑問と、だったらシャンプーした方が良くない?という提案。

先ほども言いましたが、やはりこの辺も臨機応変に対応したいところだと思います。

水の違い

頭を洗わない人が多いヨーロッパは特に、硬水の地域が多いです。アメリカ、カナダ、オーストラリアなどは地域によって硬水と軟水の差は大きく、軟水の地域もありますが乾燥してることも多いです。

もちろん大きく見ての話で、日本の中でも乾燥・硬水は差があります。

水の中にミネラルが多いのが硬水ですが、このミネラルが髪の毛についてギシギシしたりゴワつきます。

で、シャンプーの成分とミネラルが混ざるとかたまりやすくなり髪の毛に残ります。

同僚A
同僚A
つまり、毎日洗うと髪の毛が傷んじゃうのね。
私
そうだね。日本から持って行ったシャンプーは硬水対応しているものは少なくて泡立たないこともあるよ。

海外メーカーでも、日本で販売されるときは日本用に(日本人の肌に合わせて)作ってることがありますが、海外のシャンプーは同じメーカーでも硬水対応になっていることが多いんだそう。

硬水対応って、何の成分の違いだ?って思って調べてみましたがはっきりとは出てこなかった。

硬水でも泡立つようにしてるってことは、界面活性剤の違いだよなぁ~・・・? 向こうは軟水でも硬水でも関係なく泡立つ石油系界面活性剤(石油が原料じゃないかもだけど)使ってるって聞くしなぁ~・・・? (;’∀’)そもそもシャンプーの話じゃなくて湯シャンだったな!

同僚A
同僚A
何一人でごちゃごちゃ言ってんのよ。

海外では「湯シャン」が流行っているわけではなくて、気候、水質、髪質の違いなどで洗わないってことが多いんですね。

マネしても環境が違うから意味ないよ。という事ではなく、まずは回数を減らしてみることからはじめてはいかがでしょう。

まとめ

湯シャンは効果がないわけではありませんが、合う合わないはあります。

効果と言っても、薄毛や白髪などは個人差がありますが。

ただ、合う合わないはやってみないと分からないこともあるので、1度試してみても良いと思いますよ。

匂い、べたつき、かゆみ、フケ。こういった悩みが出てくるときは、完全に湯シャンだけではなく、何日かに1回などにすると良いと思います。