美容師という仕事で手が荒れて悩んでいましたが、対策として、手荒れ予防に洗っても落ちない保護(プロテクト)クリームを使っています。
今回は、【ケロデックスクリーム】と「第三の皮膚」【Hands Å P.P.(ハンズエープロフェッショナルプロテクション)】の比較です。
【Hands Å P.P.(ハンズエープロフェッショナルプロテクション)】は『ハンズエーピーピー』と略されることもあり、そちらの言い方で統一しています。
・手荒れ予防にするならどちら?
・効果的な方を使いたい
・使いやすいのはどっち?
などなど
ケロデックスクリームにしようか、ハンズエーピーピーにしようか、参考になればと思います。
●それぞれレビューしているのでそちらも参考にしてみて下さい。
【ケロデックスクリーム】のレビュー
>>ケロデックスクリームは効果ある?手を何回洗えるか検証してみた
【ハンズエーピーピー】のレビュー
>>第3の皮膚【ハンズエーピーピー】を使ってみた口コミレビュー
ケロデックスクリームとハンズエーピーピーの比較
【ケロデックスクリームの特徴】
- 作業前に塗る業務用として
- 石けんや洗剤で落ちない
- ニオイやベタつきも気にならない
【ハンズエーピーピーの特徴】
- 撥水性
- 潤い肌キープ
- 乾燥小じわ対策
両方とも撥水性があるクリームで、手を洗っても落ちにくく外的刺激から肌を守ると言うクリームですね。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】クリームの比較
ケロデックスクリーム、ハンズエーピーピー、共にクリーム状です。
手に出してすぐにわかるのは、ケロデックスクリームは重めなクリームで、ハンズエーピーピーは軽めなクリームですね。
触った感じもけっこう違います。
クリームとしての重さは違いますが、両方とも伸びはすごく良いです。
ハンズエーピーピーの方は透明に近いので写真では見えにくいのですが、どちらかと言うとケロデックスクリームの方が伸びは良いですね。重たさがある分「ついてる感」もあって伸びも良いのかな。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】使用感の比較
ケロデックスクリームは、重いと言ってもワセリンのような感じではなく、ワセリンのようなベタベタ感はないですよ。
『ベタベタ感』というよりも『ペタペタ感』。塗ってすぐの薄手のゴム手袋は若干しにくくはあります。
伸ばしていくと少し白くなりますが、すぐになじみます。
これは塗る量にもよります。最初は肌に張り付くようなクリームの感じはありますが、なじんでサラッとします。
たまに「量を多く出し過ぎた!」となることもありますが、流さなくても10分ほどで塗ってるか分からないほどサラッとします。
ハンズエーピーピーは、塗ってすぐのサラッと感は特徴だと思います。
もちろん、多く出し過ぎると肌の残るような感じはありますが、ケロデックスクリームとはしっとり感の質が違います。
ケロデックスクリームもサラッとしてしっとり感もあって良いんですが、ハンズエーピーピーはつけた後のしっとり感が美容液みたいです。
写真だとちょっと分かりにくいんですが、個人的な好みとしての使用感は、すぐになじんでしっとり感の強いハンズエーピーピーの方が私は好きですね。
なじむ時間の差はありますが、両方ともベタつかないので使いやすいクリームです。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】料金の比較
- ケロデックスクリーム:定価1800円(税抜き)100g
- ハンズエーピーピー:定価2200円(税抜き)50g
大きさはだいぶ違いますね。倍違います。
内容量も、ケロデックスクリームは「100g」で、ハンズエーピーピーは「50g」なので、ハンズエーピーピーはけっこう高い(。-∀-)
コスパが良いのはケロデックスクリームですね。
この辺は個人のお財布事情によるところですが、ハンズエーピーピーは入っている保湿成分が高価ではありますね。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】持続効果の比較
シャンプーや手洗いなどが多い美容師の仕事なので、塗った後の持続時間はいつも重要視しています。
ケロデックスクリーム、ハンズエーピーピーのレビューでも試していますが、両方にどのくらいの差があるか検証してみました。
やり方は、ケロデックスクリームとハンズエーピーピーを別々の場所に塗って、その上から油性ペンで線を書き、濡れたティッシュで拭き取ると言う感じ。
これを30分ごとに分けて何回か試しています。
油性ペンが落ちやすい方がガード力があるという検証です。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】塗ってすぐ
ケロデックスクリームとハンズエーピーピーを塗ってペンで線を書きました。
濡れたティッシュで拭き取ります。
ケロデックスクリームの方がすんなり落ちる感じはありましたが、両方ともしっかり油性ペンが落ちました。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】30分後
【2回目】30分後
ケロデックスクリームとハンズエーピーピーを塗ってから、塗り直しはしていません。30分後に同じように上から油性ペンで書きました。
やっぱりケロデックスクリームの方がすんなり落ちます。ハンズエーピーピーの方は少~し残りやすいです。が、まだ両方とも油性ペンは落ちてますね。
2回目にして、最初のしっとり感は減ってますね(。-∀-)どちらかと言うとケロデックスクリームの方がガードされてる分しっとり感が残ってる感じ。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】60分後
【3回目】1時間後
ケロデックスクリームとハンズエーピーピーを塗ってから1時間です。
もちろん塗り直しはなしで、同じように線を書いてから拭き取ります。
ケロデックスクリームはまだ油性ペンが落ちますね。すんなり油性ペンが落ちる感じもまだあります。
ハンズエーピーピーは毎回3回ほどで油性ペンの跡が残りやすくなります。
完全に落ちてるわけではないんです。頑張れば落ちるんです。が、シワの中に油性ペンが残りやすくなってます。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】90分後
【4回目】1時間半後
持続効果としてはすでに分かっていますが、一応4回目。
ケロデックスクリームはまだまだガード力がありますね。
ハンズエーピーピーは3回目よりも油性ペンが残ってしまいました。
塗りなおしていないので、シワの中の油性ペンが落ちにくいですね。
【ケロデックスクリーム×ハンズエーピーピー】持続効果の検証結果
【ケロデックスクリーム】
ケロデックスクリームは、本格的な業務用のクリームというイメージです。ガード力もあって水仕事や頻繁な手洗いをする方に向いてると思います。
これはケロデックスクリームでの検証ですが、実際にシャンプーで洗って試したもの。
ケロデックスクリームの実験では10分ごとにシャンプーで洗っていましたが、5回目です。油性ペンは少し残っていますが、まだガードされていますよね。
3~4時間はもつ印象です。
【ハンズエーピーピー】
ハンズエーピーピーも手洗いの機会が多い人など専門的な仕事をしている人向けに開発されたクリームですが、持続効果はいまいちでした。
ハンズエーピーピーは使用感や保湿成分などのこだわりもあるので使いやすいのですが、仕事中ではなく、仕事の間に使うのが良いかもしれません。
例えば、洗い物以外の仕事の時や家事の時、予防、寝る前などに良いと思うんです。
あとね、プレゼントにすごく良いです。品質も高いしもらったら相当嬉しい(*´▽`*)
>>Hands A P.P プロフェッショナルプロテクション ハンドクリーム 無香料 50g
まとめ
今回は【ケロデックスクリーム】と【ハンズエーピーピー】を比較しましたが、水仕事の方が本格的に使うならケロデックスクリームですかね。
効果として、ガード力が高い方が良いのか、保湿成分が多い方が良いのか、と言うと、手荒れで悩んでいた私の意見は前者です。
化粧品でもそうなんですが、保湿成分のこだわりがあっても元々の肌が乾燥していたり荒れていると、保湿成分が飛んじゃうんですよね。
どのくらい乾燥してるか荒れているのかにもよって違うと思います。
両方ともすごく使いやすいんですが、使う場面で使い分けると良いかもしれません(*´▽`*)
●それぞれレビューしているのでそちらも参考にしてみて下さい。
【ケロデックスクリーム】のレビュー
>>ケロデックスクリームは効果ある?手を何回洗えるか検証してみた
【ハンズエーピーピー】のレビュー
>>第3の皮膚【ハンズエーピーピー】を使ってみた口コミレビュー