私自身も膀胱炎になってしまったこともありますし、店舗に一人は「膀胱炎になった」「また膀胱炎だよ」という人はいました。
癖になってしまうと繰り返すこともあります。
慣れてきてしまうと「あぁ、まただよ」とはなりがちですが、それでもやっぱりなるよりはならない方がイイ。
免疫力の低下
美容師という仕事はハードです。体を動かしているから大丈夫って、私は思っていましたがそんなことはありませんでした。
働き出して自分の免疫力が低下しているかどうかは分かりにくいし、(これは美容師に限ったことではありません)気が付いたら体力が低下してるなって思うことも多い。
膀胱炎と言うのは基本的に菌感染なので、免疫力が低下して抵抗する力がなくなりなってしまいます。
例えば風邪をひきやすくなったとかアレルギーになってしまったとかも一緒。
私は20代半ばによく膀胱炎になっていたんですが、その頃は風邪も良く引いてました。
んで、アレルギーが出たのもその頃くらい。
んで、食べ物とか休養とか気を付けてる今の方が体力あります。ここ数年風邪は引いてませんし、アレルギーも徐々に良くなっています。
コーヒーとかお茶などカフェインが多い飲み物をよく飲む人や、刺激物が強い食べ物を好む人は気を付けた方が良いそうですよ。
食べる時間が少ないから甘いジュースを飲むのが癖になっている美容師さんも多いと思うんですよ。
と言うのは私がそうだったからなんですが、これも良くないそう。
甘いものが辞められないって言うのは中毒なんだとか。いやぁ、そうかもなぁ。とも思います。
トイレを我慢してしまう
これが一番大きい原因かもしれませんよね。
トイレに行くことで菌が流れるんだそう。トイレに行って菌を流さないといけないのに、我慢することで菌が繁殖してしまうというのが原因みたいです。
私が働いていた美容室のトイレ事情は色々だったんですが、お客さんとスタッフのトイレが別になっているところは良かったなぁって思います。
お客さんもそんなに頻繁にトイレに行くわけではなかったんですが、お客さんと同じトイレを使うお店ではタイミングを逃してしまったり、周りのスタッフの目が気になったりしました。
トイレがカット面の近くにあったサロンでは行きにくかったなぁ。
音とかね、気になっていけなかったりしたこともありました。
水分補給が少ない
私はトイレに行くのが嫌で、日中の水分補給をしないことも多かったです。
朝のコーヒー以外に、日中はペットボトルの半分も飲まない。そんな生活が何年も続いてました。
お店にいて1回か2回トイレに行けば良くって、1回もトイレに行かない日もありました。
でね、当時はそれが楽だったんですよ。煩わされない。
水分をとらないように、塩分も気を付けていました。その時は冷えもけっこうありました。
冷えてるって言うのは血流が良くないってことでしょ?顔色がめちゃくちゃ悪かった!
膀胱炎対策じゃなくて、トイレに行かない対策をしてたらめちゃくちゃ体に悪かったんです。
そりゃそうなんですが、水分をとらないでいることがこんなに悪循環になるなんて思ってなかったのは若かったからかなぁって思います。
とりあえず仕事終わりにビール
いや、これは私の場合です。
日中にトイレに行かないから、おしっこを出すために仕事が終わったらビールよ。
「私の体はワインでできている」という名言を残した女優さんがいたように、「私の体の8割はビールでできている」と、当時はどや顔で話してました。
コレ、今思うとよ。
20代の頃は何したって大丈夫って思ってたんだよなぁ。何の根拠もなく。
結局、水分って「水」だと思うんですが、「水」を飲まなかった。
というより、水が苦手だったんです。味ないし、味がないから満足感がない。
だから甘い飲み物を飲んでしまう。という悪循環ね。
まとめ
膀胱炎って癖になってしまいがち。
膀胱炎から腎盂腎炎になることがあると知ったのは最近です。
私は腎盂腎炎にもなったことがありますが、もしかしたら膀胱炎からだったのかなぁ?っていうのは思い当たります。
でね、繰り返しちゃうのはどうしても生活習慣なんですよ。
「みんななってるから」「なりやすい病気だから」って思っちゃうと予防もしなくなります。
いや、私がそうだったから・・・。
普段から体力や免疫力を付けること。ちゃんとトイレに行くこと。水分補給もしっかり。
どうしても忙しくてなかなか対策できないことも多いと思いますが、予防は超大切なのよ。
こう言う対策不足が美容師の寿命を縮めてしまうのかな。っていうのは今になって思います。